岡山チロリン村キャンパーズグランドへ

JD

2015年01月20日 12:49

岡山県の中部に位置するチロリン村キャンパーズグランドへ行ってきました。
通年営業されていて、ワンコもOKのキャンプ場なので、ありがたい存在です。

冬季期間中はオートサイトが多数あるメインフィールドが閉鎖され、センターハウスの前にあるスーパーサイトのみの営業です。

【センターハウス】

2月まで利用はできませんが、チロリン村のキャンプサイトのメインフィールドがこちら。

ここのラージオートサイトがこちら。

大雑把になっちゃいましたが赤線で囲ってあるところがサイトひとつ分の占有サイズです。もともと2サイトだったところを合わせてひとつにしたということなので、ここは非常に広いサイトです。
キャンプ場のHPでも140㎡~となっています。個別に水道を完備しています。(電源はありません)
そしてこのラージオートサイトは通路に挟まれた中央のサイト(上の写真)と、少しこじんまりしますが見晴らしの良い端に並んだサイト(下の写真)があります。

このサイトからは遠くの山々が見通せ、季節とタイミングが合えば下に広がる雲海に巡り会えるチャンスがあります。


この他奥に進むと炊事棟があり、その奥にはRVサイトがあります。
Aクラスのモーターホームでもアクセスできそうな大きなサイトで広さは平均140㎡。料金は6930円~。水栓と20Aの100Vプラグ、30Aのモーターホーム用の100V3相プラグが装備されています。

【電源と水栓】(アレッ?水栓写ってない・・・)
【備え付けのテーブルイスセット】
【備え付けの焚き火・BBQスタンド】
RVサイトはキャンピングカーでなくても、通常のオートキャンプサイトとしてテント泊で利用することもできます。
トイレも近くにあり便利なサイトです。少々高めの料金設定のように見えるかも知れませんが、広さと水道、電源を装備していると考えれば良心的な金額かも知れません。

オートサイトの炊事棟は
お湯はでませんが円周に配置されたシンクが並びいい雰囲気です。さりげなく置かれているパレットが、背丈の高くない女性やお子さんへの細やかな配慮が感じられます。
ガスコンロも設備されています。きれいに管理さてています。

オートサイト用のコインシャワールーム、ランドリールーム、

入り口側のトイレ

メインフィールドにはこのほかにもう1ヶ所RVサイト寄りにトイレがあります。
どのトイレも洋式でシャワートイレ完備です。

メインフィールドとセンターハウス前にキャビンがあり、雨や強風の時に利用するのもよいかも知れません。
こちらはワンコ同伴泊OKです。ワンコ連れにはこれもありがたいですね。

内部はクイーンサイズのベッドひとつと2段ベッドひとつで、家族でしたら4人は余裕で泊まれます。山小屋風のログハウスで、室内にはそれほど広いスペースはありませんが、天井がとても高く圧迫感はありません。


エアコン装備でオールシーズン快適そうです。
外にはウッドデッキがあり、キッチンテーブルには備え付けの一口ガスコンロ、テーブル部分には水栓付き流しとBBQグリルが設置されていました。

以前キャンプでチロリン村に行く予定だったところ、雨がひどくなり急遽キャビン泊に変更したことがありましたが、ここまで設備が行き届いているとは思っていなかったので、テント以外はほとんど持ってきてしまったことを後悔したものです。
私の経験ではキャビン利用時、スリーピングバッグ、何かベッドに敷く物(ラグ、ピクニックマット等)と小さいテーブル類とランタンをいくつか持ち込むと便利だと思います。
アメリカのKOAグループに加盟していたキャンプ場なので、ウッドデッキのブランコがいかにもアメリカです。場内も随所にアメリカンな雰囲気が漂っています。

金属探知機を使ってのトレジャーハンティングや、場内のスタンプを集めて景品が貰えるスタンプラリーなど、イベントもいろいろと開催されています。
なかなか凝ったラジコン飛行場や野池での釣りなども楽しめます。

宿泊者はスタンプラリーに無料で参加できるのでトライしてみました。そのとき「いかだ池」というところにあるスタンプをゲットしに行ったのですが、魔が差して寒空の下いかだに乗ってしまいました。
私は渡りきったのですが、同行していた仲間のひとりがうちのワンコを同乗していかだで戻ろうとしたら、出航1mでまさかの"いかだウイリー"そのまま池にダイブ→寒中水泳する羽目に
彼のウエストポーチに入っていた一眼の電動ズームレンズ・広角レンズ計2台、携帯、コンデジと共に・・・
身をもって笑いを提供してくれる男気に感服。。
ちなみにうちのワンコはいかだにしがみついて落水せずに耐えていました。乗せてもらいながらちょっと薄情なヤツです。(うちのワンコ、かなづち疑惑があるのでそれはそれで良かったのか!?)

センターハウスには売店があり薪や炭、自然にやさしい洗剤、その他こまごまとした物などキャンプで忘れそうな物は一通り置いてありました。
また浴場があり、大人ひとり550円で入ることができます。コインシャワーでは寒いこの季節にはありがたかったです。
こちらの食事処では岡山ジンギスカンをいただくことができます。秘伝の味噌ベースのオリジナルのタレが特に豚肉に合うということなので、ついつい1食手抜きをしてジンギスカンをいただきました。
お風呂の後の生ビールに、オススメのタレでいただくトンギスカンは絶品でした。

敷地内には桜の木が数百本単位で植えられているので、春の桜の見頃はとてもきれいだと教えてもらいました。
サイトにも植わっているので、キャンプするだけでお花見が楽しめそうです。
夏はプールも営業されるようです。
今の季節だと空気が澄んでいる上にかなりの山の中なので、夜空の星々もとても美しいですよ。

アクセスは中国縦貫道、山陽道どちらからでもほぼ同じくらいの距離で、インターから概ね1時間程度です。山陽道岡山ICからは岡山空港を通過して更に30分くらいでしょうか。こちらの方が道も広めで走りやすかったです。
中国縦貫道は院庄ICから行きましたが、こちらだと(チロリン村とは方向が逆ですが)インターから10分弱のところに巨大スーパーのPLANTがあり、事前の買い出しには安くて何でも揃い便利です。

院庄ICからアクセスする場合に注意された方が良いことがあります。
最後の方にややこしい交差点を通ることになりますが、ゼンリンマップを使うナビはここからかなり細い農道を通らされてしまします。とにかく複雑な形状の交差点にさしかかったらナビを信用せず、マップをよく見て上を走る橋の方へ上がる道を選択すれば、スムーズに走りやすい道で行くことができます。上に上がれば左に橋がある交差点に出ますが、ここは橋に入らず右に進んで行けばチロリン村はすぐ先です。


オーナーファミリーが長年かけて造り上げてきた高規格キャンプ場で、公営にはない温もりが感じられる素敵なキャンプ場です。連休などでも予約が空いているときがあるようです。オススメキャンプ場です。


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