お花見カヤック2連発!
今年は暖かくなるのが早いと聞いていましたが、
桜が早々と満開になって早々と散ってしまいましたね。
入学式に葉桜だったところも多かったんじゃないでしょうか。
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ということで、おちおちしていると桜が散りきってしまうので、慌ててお花見カヤックに行ってきました。
溜まっているキャンプレポを差し置き、先にアップします
まず今シーズン初カヤックツーリング!
琵琶湖で現存する最大の内湖である西の湖。
西の湖の周囲の葦畑(よしばたけ)の中に広がる近江水郷を巡ってきました。
11時頃、準備を終えていよいよ離岸
茶色くて長いのが葦(よし)です。昔はこの葦を使って”よしず”が作られていました。
両サイドに葦畑がず~っと続くところもあります。
さながらジャングルクルーズみたいな雰囲気です。
横から木が出っ張っていたり、
水中から葦や棒が飛び出しているところもあるので、
それを避けながら進みます。
水郷の幅は広い所で15m以上、狭いところだと5mくらいです。
ちなみに、葦(あし)も葦(よし)も同じものなんですね。
あし=悪し をイメージするため、よし=良し の方が良いだろうと。
なのでこの地域では葦(よし)と呼ぶそうです。
桜の並木道沿いの水郷は一方通行で川幅がそれほどないんです。
全長が5mオーバーの我が家の艇では、油断して進路がぶれると側壁に接触してしまいます。
操船に気を取られている間にほとんど通り抜けてしまいました
ということで最も撮りたかったタイミングで写真が撮れず
ホントはもっと長くて圧巻の桜並木なんですよ。んー、悔しい!
水郷にかかる橋がいくつもあって、風情さえ感じられる場所なんです。
水郷巡りの船頭さんが櫂で漕ぐ和船が途中何度もすれ違いました。
あちらはお仕事ですから邪魔にだけはならないように注意しながら進みます。
ときおり乗船しているお客さんから手を振られたりして、気恥ずかしい
会話している言葉から東南アジア系や中国の方が多いようです。
ここにもインバウンドの波がやってきているんですね~
途中、水郷の守り神 『よしの大龍神』 が見えてきました。
水の上からしか行けない場所にあるんですよ。
たっぷり4時間半、水郷を一通り走り抜けたー
この日の乗艇距離は12.5km!
そこそこ乗りました~
この辺りは琵琶湖大橋から数キロ北に位置する南湖の横。
南湖の水は濁ってますが、西の湖、水郷の水は更に濁っているので、沈は絶対ダメな場所(笑)
特にトラブルもなく無事戻ることができました~
疲れた体を癒してくれるのは・・・すぐ近くにある『CLUB HARIE』の旗艦店、ラ コリーナ近江八幡。
焼きたてのバームクーヘンは最高でした。
もういっちょ!
続いて1週間も開かない平日に2回目のお花見カヤックに行きました。
目指すは琵琶湖の北の端、高島市の海津大崎。
ここは琵琶湖に飛び出た半島を中心に4kmほどの桜が湖岸沿いに続く桜の名所です。
車の駐車と艇の組み立て・離岸するためにオートキャンプ場の『マキノサニービーチ高木浜』にお世話になります。
駐車料金1000円とカヤック(施設利用)料金300円を支払えば安心してゆったり利用できます。
この時のルートはこんな感じ。
約5.6kmの行程でした。
この日はあいにくの天気でしたが、キャンプ場ビーチから海津大崎側の湖畔の桜を目指して離岸。
徐々に近づいてくる4km続くピンクの帯。”きれい”という言葉だけでは言い表せないものがあります。
すばらしい眺め!!
湖上から見上げる桜も最高です。
ただ、平日にも関わらずものすごい人、人、人
桜の下はどこも人だらけでした。
そしてここも外国人観光客が多いみたい。
お花見はどこへ行ってももう今や日本人だけのものではないのですねぇ。
湖上にまで花吹雪が飛んでくる中、花筏の上をカヤックで進む。
ここまで来た甲斐がありましたよ
このシーズンの海津大崎は観光船がものすごくたくさん行き交う場所です。
数トンクラスから1000トン越えの大きな船舶も通ります。
ここでは観光船の進路を妨害しないように常に注意する必要があります。
また、観光船が通った後は必ず引き波が来ます。
カヤック、カヌーは側面から引き波を食らうと沈する確率が高まります。
なので観光船とすれ違ったり抜かれたりした後は、艇を引き波に対向するように転蛇しなければ危険です。
お花見シーズンに海津大崎へ行ってみようと計画される方は、
くれぐれも安全最優先で楽しんでください。
なお、海津で岸から8mくらいのところを進んでいた時、
2mから3mくらいの深さの場所なのに
水面下で岩が突き出ているところがあり、運が悪いことに1度座礁しました。
微速だったため停止しただけで済みましたが、当たり所が悪ければ転覆していたかも知れません
水面下なので偏光グラスのサングラスを付けていても発見するのは困難でした。
他の方は同じことを経験しないように気をつけてくださいね。
以上、さくらに見とれ、操船に気を取られた結果、写真が少なすぎる薄いレポートでした
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