IWATANI PRIMUS 炊飯器 キャンプでごはん RK-5

JD

2016年12月14日 19:16

明日からまた冷え込むみたいですね。

それでもまだ12月平年並みまでは気温が下がらないそうです。

風邪ひかないように頑張りましょー




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今日は炊飯シリーズ第2弾(笑) です。

IWATANI PRIMUS(イワタニプリムス)が1990年代に販売していた炊飯器の後期型モデル
『キャンプでごはん RK-5』です。


先日の『キャンプでごはん R-COOKER-5』と同じ5合炊きです。

お釜は同じく分厚いです。


心臓部のバーナー。R-COOKER-5と細かいところが改良されています。

ハンドルは可倒する形状に変更されています。

フタはボタンを押すとバネの力で「ポーン!」と開きます。開けやすいですが、フタと本体が少しアソビがあるためか、閉じるときは少し使いづらいのが残念です。

左側が点火レバーです。水色のレバーを下にスライドさせるとイグナイターが"カチッ"とスパークが飛んで着火します。
炊き上がると水色のレバーが"止"の位置に上がります。
そのときピンクの小さいレバーが少し下がった状態のままになっていると、保温の種火が点火中のサインです。
R-COOKER-5と同じで晩ご飯で炊いたお米が朝でもまだホカホカ状態を保ってくれます。


フタの後ろ側、ヒンジ部分の下に「つゆ受け」があり、炊飯中の内蓋に上がったドレンを溜める機能があります。

これは1997年5月製ですね。来年成人を迎える立派な大人です(笑)

R-COOKER-5の発売からおよそ3年後に登場した後期型のRK-5ですが、このモデルは更にその中でも後期型です。
恐らくこれがIWATANI PRIMUSが販売したキャンプでごはんの最終モデルということになります。
少し前にキャンプでごはんが不完全燃焼で赤火がでる不調を来したことがあり、IWATANIに問い合わせをしました。
そのとき、開発当初の社員さんが考えられる対処の仕方を丁寧に教えてくれました。
パーツの供給はとっくの昔に終了していますので、メンテナンスをしっかりして使うしかないものですが、
こういう応対をきちっとしてくれるところってとても安心感がありますね。
さすがIWATANIです

そのとき「またこういう楽しい器具を再販できないものなんですか?」と聞いたのですが、
ガス器具の誤った使い方によって事故が繰り返されるため、ガス器具の発売前の検査をクリアすることがどんどん難しくなっていて、90年代のアイディア満載の器具を仮に再販しようとしても、もう検査に通らないそうです。
誤った使い方って、カセットコンロを2台、CB缶側を内内に並べた上に大きい鉄板を載せて焼き焼きして爆発事故を起こしたりする類の、低レベルな話ですよ

それでメーカーが製品が造れなくなるって、検査するお役所の事なかれ主義の矛先が間違っているような気がするのは私だけでしょうかね。

こういう実用的で災害時にも役立ちそうな器具は、今時ちょっと見直してもいいんでないの?と思ったのでした。

このRK-5は人数が多いキャンプ用の予備機です



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