持ちつ持たれつ -Live and let live-

7月末に開催された

『コールマン ジャパン40周年記念スペシャルキャンプ COCミーティング全国大会』

に行ってきました。



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雨天での開催となったため、写真が大変少ないですが、レポアップしたいと思います。

コールマンアウトドアクラブ(COC)ミーティングキャンプというメーカー主催の会員向けキャンプイベントが、東日本=サマーミーティング、西日本=オータムミーティングと毎年2回に開催されているのですが、

今年はコールマンジャパンが設立40周年記念ということで、サマー1回に集約して全国大会としたのが今回のイベントです。

いつも70組250人くらいのイベントですが、
今回は160組600人弱の大規模イベントとなりました。

全国大会というだけあって、文字通り全国津々浦々からキャンパーが集まりました。

車のナンバープレートのバラエティがすごかったですね。

そして会場は富士山の西側、
朝霧ジャンボリーオートキャンプ場を貸し切りです！

やりますね！コールマンジャパン！！

7月22日(金)から2泊3日とあって、完全な平日からのスタート
仕事を振り替えたり有給休暇を取得しないと参加できないコールマン強気のスケジュール

平日なんて入れちゃって集まるの？と無駄な心配をしてしまいましたが、当初の募集定員150組を上回る190組以上の申し込み(その内30組程度キャンセル)があったそうです。

いっしょに行きましょう！とお誘いしたグルキャンファミリーのみなさんは、どなたも都合が悪くなり残念ながら不参加確定になってしまいました。

天気予報では初日は晴れ予定でしたが、
現着時点でポツポツ雨も降り出し何やら怪しい雲行き・・・



案の定・・・富士山が全く見えな～い

午前11時受付開始のところ、受付待ちの車が長蛇の列となったため若干早めに受付が始まります。

手続き完了後、場内の管理棟周辺のエリアはどこに設営してもいいですよ、と案内されたので、

晴れれば富士山も見えるMサイトを目指します。

場所を決めた頃には既に雨足は激しく、あちこちに水溜まりや沼が現れ始め、

早く設営しないと、テントの中まで沼状態になりそう　急いで設営開始


今回使用したテント、タープ
ウェザーマスター ワイド2ルームコクーンⅡ
ウェザーマスター スクエアタープⅡ
ウェザーマスター ウインドブレーカー

の3幕。
カメラのレンズの関係でウインドブレーカーが小さく見えますが、実際には幅5m以上、高さ3mの結構大きな幕だったりします。
タープはポールがテントキャノピー前に邪魔にならないようにコールマンウェビングキットでコクーンⅡの上をいわゆる”小川張り”をしています。
雨天でタープだけだと吹き降りによって有効面積が狭くなります。ウインドブレーカーを併用するとかなり雨の吹き込みを防げましたね。

朝霧高原だと夜は少し寒いくらいなので、サイト内に給湯器とシンクをセット。

今回初めて持ち出したオーブンも並べ初使用してみます。

オーブン、給湯器共にアメリカの「キャンプシェフ」というブランドのキャンプ用品です。
（・・・コールマン製品ではありませんが）

食材と飲み物を冷やすための貯蔵庫(笑)
奥から
IWATANIモービルフリーザー(冷凍庫)
IWATANIモービルクール(冷蔵庫)
コールマン スチールベルトクーラー
を並べます。

モービルフリーザーとモービルクールはエレクトロラックス製を昔IWATANIが国内販売していたもので、1990年代のバブルの残り香があった頃の品です。
3WAYと呼ばれるシリーズで、100V、12Vシガーソケット、ガスの3種類のパワーソースが使えます。
(モービルクールはCB缶、モービルフリーザーはガスホースで接続)
電源のないサイトではガスを使って運転します。メチャ冷えますよ。嵩張りますが氷代が減らせて経済的
現在もでドメティックというブランドで3WAY冷蔵庫が継続して販売されていますよ。


スチベルは夏限定仕様で海外製専用ソフトケースに入っています。
これは入れたままで蓋の開閉ができる優れものです。スチベルを見せるディスプレイはできませんが、断熱、遮光ができるので純正カバーより便利だったりします。

グリル用にコールマン 『ロードトリップグリル-LT』。国内モデルのLXJ、LXJⅡと違って脚がホイールではありません。
グリドルもホーローではなくアルミ合金フッ素コートのタイプ。ほぼ焦げ付かなくて便利。

キッチンテーブルは『コンフォートマスター ワンタッチキッチンテーブル』を使います。

ストーブは液出しツーバーナーで夜もドロップダウンせずに安定した火力で使えました。(スノピ製ではない海外モデルです)

今回は雨が強い時もあったので、タープの下にはコンテナとキッチンのみにして、リビングダイニングはコクーンのリビングスペースを使用。食事中でも直接見えないのでサイトラリー来訪者の方に気を遣わせず済み良かったと思います。
リビングダイニングには
コンフォートマスター バンブーテーブル100
コンフォートマスター バンブーテーブル65
コンフォートマスター バンブーマルチシェルフミニ
コンフォートマスター バンブーサイドテーブル
コンフォートマスター キャンバスデッキチェア
を並べます。

(奥でトド[JD]が昼寝しており、お見苦しいためモザイク修正してあります)

インナールームテントは使わず、コールマンのパックアウェイコットを地面に直接置いて寝室としました。
(お見苦しいため写真は割愛)

結局初日は1日中雨模様で、サイトラリーに回って来る方も全然いないのでテントの下でダラダラグータラしてました。

夕方から楽しみのひとつ『プチアウトレットショップ』が開店。
スチベルが5000円以下で置いてあったとか、○○がすごい値段だったとか噂は聞いたものの、私が行った頃にはめぼしい物はありませんでした。残念
海外モデルケロシンランタンがこれまた魅力的な値段で置いてあったものの、何となく箱が小さく感じたので聞いてみると[639]ではなくて[635]だったので諦めました。

なんだかこういう時に1人で同じ物を8個もまとめ買いする人がいたそうですが、目的が何となく想像つくので複雑な心境でしたね。
早い者勝ちもわかるのですが、個人で使用するとは思えない量の買い方は制限しても良いのでは？と感じました。
(具体的な商品は書きませんが、例えるなら同じ焚き火台やテントを何個も買うような人は不自然ですよね)

ともあれ、マントルとか消耗品までリーズナブルな価格で提供されているのはありがたいですね。
私はバッテリーロックカップホルダーファンを買っちまいまいした。

カップホルダーに差し込んで置ける個人用ファンです。コットのカップホルダーに入れてワンコといっしょに早速使用～

初日の夕食はオーブン料理2品とピーマンの煮浸し(写真撮り漏らし)など和洋ごちゃ混ぜ。
まずは「ミートローフ」

「ポテトチーズグラタン」

オーブンを180度まで余熱してから入れます。

で、焼き上がり


初めて使うオーブンにしてはうまくできたかなぁ
ミートローフには作ったソースをかけていただきました

なかなか使えるオーブンでした。最後は250℃くらいまで上げてみましたが、適度な焦げ目を付けられましたよ

徹夜移動で来たので疲れもあって早めに就寝。
夜は寒いくらいで、シュラフでちょうどイイ心地でグッスリ眠ることができました


2日目も、雨が降ったり止んだり。
微妙な天気です。

日中はサイトラリーの方がたくさん私たちのサイトにも訪問してくださいました。
サイトラリーとは、各サイトで自慢のコールマンアイテムをひとつ展示してあるので、それを訪問して名称とサイト番号を記録用紙に書い留めていくイベントです。
珍しいアイテムを見せてもらえるだけでなく、サイトの方との会話の糸口になり、キャンパー同士の交流が促進されるのでとても良い企画ですね。

合間に自分たちもサイトラリー参加サイトを見て回ります。
50サイト以上を回ってきました。

サイトラリーに参加すると、もれなく参加賞を貰えるんですよ。

去年は缶バッチでしたけど、今年はグレードアップ！
こんなの貰えました！
収納袋にも携帯用ボトルにもCOLEMANのロゴがあしらわれてます

2日目の食事は場内でイベント限定の出店で販売されていたB級グルメの富士宮やきそばを買ってみたり、ちょっと手抜き気味でした(汗)

夜はナイトパーティでライブあり、抽選会あり、暑い夏のイベントの雰囲気がいっぱい

抽選会は安定のハズレ(笑)

当たらないのは仕方ないですが、今年の印象は人数に対して景品の数が(例年に比べても)かなり少ないように思いました。

ナイトパーティまで終わったところでちょっと感想文

コールマンジャパンを15年もの間率いてきたリチャード・Ｌ・ギルフォイル社長が昨年12月に退任し、

社外からロレアル出身の中里さんという人を同4代目社長に迎え入れた新体制のコールマン。

今年は新社長の下初めて開催されるCOCミーティングであり、同社設立40周年の記念大会でもあるので、毎年参加している会員にとって期待は大きかったはずです。

あくまでも個人的感想と前置きしておきますが、蓋を開けてみれば全体的に「コスト削減と簡素化」が進んだイベントという印象が否めませんでした。

ナイトパーティのアルコールもひとり1杯のチケット制になったり、抽選会の景品が少ない&内容がグレードダウン(テントなど目玉がひとつもなかったような・・・)。　恒例の社長や社員さんの各サイト挨拶回りもありませんでした。
逆に無料イベントが減って、有料イベントが増えたような。

40周年記念大会だなーと感じられたのは、夏秋をまとめて1回にした規模だけのようにすら思えます。

正直「アレレ？？」でした。

コールマン好きのCOCメンバーへの思いが伝わるところでもあるので、もう少し頑張ってもらいたかったなぁ、というのが個人的な感想です。

COCイベントでいつも顔を合わせる参加者とお話しても、似たようなことを仰る方が多かったように思います。

はたまたこれが新社長の理想とするスタイルだったのか・・・

来年に期待です！


最後の夜はCOC仲間の方と私たちのサイトでお酒を呑みながら楽しく会話も弾み、アッという間に過ぎていきます。

深夜1時を過ぎてもあちこちで大声で叫んでいるフェスっぽいノリのグループもいれば、22時頃には静まり返ってお休みになってるファミリーもいる、ちょっとカオスなファイナルナイトでした。


3日目、朝霧の空にはあいかわらずどんよりとした雲が居座ったまま。

何とか乾燥撤収はできたのがせめてもの救い。

でもね、3日間、1度も富士山なんて見えませんでした！！

それが最も残念でしたよ。

せっかく朝霧ジャンボリーまで行ったのに～

閉会式、集合写真を撮影してもらって、11時過ぎに撤収完了家路に着いたのでした。




この巨大ランタン欲しいかも



小川張りのポールをセットしてある場所は初日設営時は沼状態だったため、他の方がここへ幕設営は不可能と判断してここにポールを設置しました。




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