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2016年08月05日

tent-mark Workers OKAMOCHI の細かすぎる写真(^^)

tent-mark ワーカーズの『OKAMOCHI』 

登場したときの人気振りはものすごかったですよね。

とても品薄で、これまたプレミアム価格で某オークションに登場していることもチラホラ。

その後安定供給されるようになったものの、値上げされたこともあり、

「高い!」「ちょっと大きすぎるんだよな」といったところから、これを自作されている方もたくさんいらっしゃいますよね。

そんなハイレベルなDIYに挑戦されているブログエントリーを拝見していると、

外観は立派に再現されている方が多いのですが、内部の補強や細かい部分の情報がないため、

オミットされているところがあるように感じました。

せっかくお造りになった努力の結晶が強度不足で分解してしまってはもったいなーい!

ということで今回はわたくしの使用しているtent-markのOKAMOCHIの細部の写真をアップいたしました~


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使い込んでいるため、傷みがあってお見苦しい点もあるかと思いますが、ご興味ある方はご覧くださいませ~

OKAMOCHIに興味ないし、という方はスルーしてくださいね。




もうすっかり有名なOKAMOCHI。
tent-mark Workers OKAMOCHI の細かすぎる写真(^^)

こちらの説明は今回は省略させてもらいます。

以前に雑なエントリーを一度アップしてました。
大して役に立つとは思えませんけど、よろしければこちらからご覧ください。

ではOKAMOCHIの写真いってみましょうー

展開してセットした状態はこうなります。もうありふれた画ですね。
tent-mark Workers OKAMOCHI の細かすぎる写真(^^)

まず、補強が入っているのがここです。
tent-mark Workers OKAMOCHI の細かすぎる写真(^^)

内側のコーナーに三角形の棒が添えられていますよね。自作される方ならおわかりかと思いますが、フィニッシュネイルを打ち込んで留めてあります。
ちょっと疑問なのは、この狭いスペースでフィニッシュネイラーが打てるのか?入る?と個人的に思います。
3角形の底辺に直角に打つのは無理なような気がします。
でも底辺中央に直角に打つと板の合わせ目に刺さるからダメですね。
ということは少し斜めにずらして打つのが正解なんでしょうかね。フィニッシュネイラーを寝かせて打つ感じでしょうか。

フィニッシュネイラーはコンプレッサーが必要ですがDIYにはあると便利ですよ。
例えばこんなの。(ネイルの細さは色々あると思いますので用途に合わせてネイラー選択を)




この補強材は中央の仕切り板の向こう側にも入っています。上から見るとよくわかりますよね。
tent-mark Workers OKAMOCHI の細かすぎる写真(^^)

次は前側の取り外しして置ける「フロントストレージ」(勝手にネーミング・笑)
いきなり裏側です(爆)

tent-mark Workers OKAMOCHI の細かすぎる写真(^^)

両端に脚 兼 固定用の材が取り付けられています。
tent-mark Workers OKAMOCHI の細かすぎる写真(^^)

OKAMOCHI本体に乗せたときはこうなっています。(フロントのパネルを開いて撮影)
tent-mark Workers OKAMOCHI の細かすぎる写真(^^)

フロントストレージの前側にもパネルが付いていて、展開時に開くようになっています。
tent-mark Workers OKAMOCHI の細かすぎる写真(^^)

ここの蝶番(ヒンジ)の開閉を。
tent-mark Workers OKAMOCHI の細かすぎる写真(^^)


tent-mark Workers OKAMOCHI の細かすぎる写真(^^)

ヒンジのサイズは全部同じです。幅わかるようにノギス当てておきます。材質は防錆の観点からステンレス製のようです。
自作されるときは、ヒンジの取付部分を貫通するように削ればOKですね。ヒンジ部分だけ削る必要はないようです。
フライスがあれば「サー」っとエンドミルを走らせれば簡単に加工できますね。


DIY好きの方、これがあるとちょっとした部品なら作れますよ。
え?OKAMOCHIが買える? 
・・・確かに。


下段のヒンジ部分
tent-mark Workers OKAMOCHI の細かすぎる写真(^^)

tent-mark Workers OKAMOCHI の細かすぎる写真(^^)

上のリッド(一番上のフタ)取付のヒンジ。
tent-mark Workers OKAMOCHI の細かすぎる写真(^^)

意外とOKAMOCHIのことで知られていないのが、リッドを開いた状態にしたとき、支える棒を使うようになっていることじゃないでしょうか。
tent-mark Workers OKAMOCHI の細かすぎる写真(^^)

開いただけだと脆弱そうなヒンジ取付部への負担が大きくなり、ヒンジの構造上リッドが少し後ろに下がり気味になってしまうため、ちょっと不格好ですがこの棒で支えているわけです。

[ちなみに棒なし]
tent-mark Workers OKAMOCHI の細かすぎる写真(^^)


tent-mark Workers OKAMOCHI の細かすぎる写真(^^)

後ろに垂れているのがわかりますよね。

でもねぇ・・・この棒を取り付けなきゃいけないおかげで、OKAMOCHI設置にはものすごく広いスペースを必要とするんですよ。
これは”ちょっとキッチンテーブルに置いて使う”なんて洒落た置き方はできません。
がっつりテーブル1個を占領してしまう大きさです。
OKAMOCHIを買って最もがっかりした点です。

「大きすぎや~」わーん
その点自作されたらコンパクトに作れますからいいですよね。





はい、次行きます。(まだまだ続きます)


棒を差し込む部分(リッド側)/上が前側です。
tent-mark Workers OKAMOCHI の細かすぎる写真(^^)


棒の先端はこうなっております。

tent-mark Workers OKAMOCHI の細かすぎる写真(^^)

反対側はただ平面にぶった切られただけです。
続きましてハンドル(持ち手)。
ここは形状をデフォルメされる方もいらっしゃるので、テンマクバージョンを再現されたい方にご覧頂ければと。
内側はネジの頭がこういう風に。

tent-mark Workers OKAMOCHI の細かすぎる写真(^^)

ネジ頭のサイズはこれくらい。
tent-mark Workers OKAMOCHI の細かすぎる写真(^^)

持ち手のバーは竹材で直径19mmです。これで耐荷重8kgを発揮します。
tent-mark Workers OKAMOCHI の細かすぎる写真(^^)

ハンドルの動きは大きくわけてこの3パターン。
使用時は左の写真の位置になります。
持ち運び時は中央の位置。
右の写真は前に持ってくるとここまで来ますよ、というだけで特に意味はありません。

tent-mark Workers OKAMOCHI の細かすぎる写真(^^)

そして後ろ姿。
tent-mark Workers OKAMOCHI の細かすぎる写真(^^)

続いて底びっくり
tent-mark Workers OKAMOCHI の細かすぎる写真(^^)

面で置くと突起物でへこんだり割れたりするので気持ち程度ですが脚が付いています。
tent-mark Workers OKAMOCHI の細かすぎる写真(^^)

最後に、自作される方が最も利用される材がダイ○ーの竹まな板だと思います。
テンマクのOKAMOCHIに使われている材と、ダイ○ーの竹まな板の断面を並べてみました。
まだナショジ○もNH○も撮影したことがない貴重な写真です。テヘッ

tent-mark Workers OKAMOCHI の細かすぎる写真(^^)

竹集成材2層積層までは同じですが、1層あたりの厚みと、集成している材の幅が異なっていますね。
OKAMOCHIは全て積層集成材ではなく、部分的に厚みのある1枚ものの集成材を使っているのがわかります。
大きさがあり、特に可動部には強度が必要ですからこうする必要があるのでしょう。
大きさ的にはこのくらいの差です。

tent-mark Workers OKAMOCHI の細かすぎる写真(^^)



カメラの調子が悪く、最近はタブレット撮影なので写真が良くありませんが、何となく参考になりましたでしょうか?
私も自作予定でまな板は準備完了しているので、あとは着手するだけです。(どうしてもコンパクトなのが欲しいので)
ちなみに材料を揃えてかなり経っていたりします。いつになることやら・・・


写真を撮るのに(私が勝手に)苦労しましたので、ここまでお読みいただいた方は、どうぞこちらのボタンをポチッとクリックしてくださいませ。
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 ふたつのオカモチ (2015-07-14 23:22)

この記事へのコメント
オカモチに憧れてダイソーでまな板を10枚ほど買ってきたワタクシ。。
いざ作る段階で、急に面倒臭くなってしまい、放置してます…(;´д`)
JDさんの写真を参考に、リトライしてみますかね。。
Posted by 男満 ~オスマン~男満 ~オスマン~ at 2016年08月05日 19:39
詳細アップありがとうございます〜m(_ _)m

色々参考になりました。
なるほど〜の連続で、今作ってるのをやめて新しく作りなおそうかと思ってしまいました(^_^;)

しかし細かく見れば見るほど、本家は納得の価格ですね。
でも大きすぎるw
Posted by ediedi at 2016年08月06日 01:02
おはようございますー。

三角棒の補強など、モノホンは細かな所がしっかり作り込まれててお値段お高いの納得です。
しかしここまで詳細なレポがあるとダイソー手切り自作品を持ち歩くのが恥ずいっす…(≧∇≦)

今から出撃でーす!(*^^*)
Posted by ちょろぱぱちょろぱぱ at 2016年08月06日 07:46
オスマンさん おはようございます!

全く同じパターンです(爆)

丸鋸とかフライスとか旋盤を使ってきれいに仕上げてやる~!と邪な考えから始まり、

材料も揃え続けてほぼほぼ準備完了。 

・・・ズボラの本領を発揮中。今回の撮影のために初めてまな板のラップを剥がしたくらいですから・・・

足りないまな板をキャンプ仲間が見つけては買って届けてくれる優しさにも応えられず。

自分もこの写真を参考にして造らないといかんですね(^^;;;
Posted by JDJD at 2016年08月06日 07:48
ediさん おはようございます!

参考にしていただければ写真撮った甲斐がありました(笑) ありがたいですー!

写真撮りながら、「これを全部同じ材料揃えて造るとなると確かに値段に納得してしまうわ」と思いました。

ちなみに、本家のOKAMOCHIでも、時間の経過と共に積層部分に隙間が生じてきたり、僅かながら歪みが出てきはじめ、

完璧とは言い難いコンディションの変化が現れています。チャイナ竹集成材の中でもあまりグレードが高いものは使われていないことも一因だと思います(^^;;
Posted by JDJD at 2016年08月06日 07:55
ちょろぱぱさん おはようございます!

いやいや、自作のオカモチを持っていること自体が努力と苦労をされた証ですから、胸を張って持ち歩いて然るべきだと思いますよ!!

更にちょろぱぱさんのオカモチは外観がオシャレに仕上げられているじゃありませんか~♪

本家のOKAMOCHIでも徐々に歪みが出てきていますよ(笑)
材料はどちらもCHAINA竹集成材で同じですしね(^^)

出撃ですか!! いいですね~♪♪ 思う存分楽しんできてくださーい(^^)/
Posted by JDJD at 2016年08月06日 07:59
 
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